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夢をかなえる手帳の書き方 ~GMO熊谷正寿さんの本を読んで~

2024-02-11

夢をかなえる手帳の書き方 ~GMO熊谷正寿さんの本を読んで~

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手帳で夢がかなうのか?

手帳に書いただけで夢が実現するのか?
手帳は誰にでも簡単に手に入るけど、夢の実現は誰でも簡単にできるものじゃない。

その手帳の書き方にコツや方法があって、その差が夢が実現するかどうかなんだと、GMOグループの創業者で代表の熊谷正寿さんの、手帳術の書籍を読んでわかった。その感想を記載します。

先の見えないカラ回り感

自分なりに日々頑張っているつもりなのに、何かカラ回りしているような不安と毎日戦い続けていました。

まさに今の自分がそう。
手も抜いてないし、毎日正しいことに向き合い、仕事をしているけど、どこか地に足がついてないというか、ゴールが見えない感じ。霧の中を、なんとなく正しいと思う方へ進んでいると思いきや、また同じ場所に戻ってきているような、ちょっとよくわからない状態。

そんななか、以前に勝間和代さんの『年収10倍アップ時間投資法』を読み、手帳をつけてみようと思って、手帳を買った。

その手帳をさらに活用すべく、たまたま目に留まったGMOの創業者・熊谷正寿さんの書籍に出会い、個人的に参考になった部分を記録しておきたいと思います。

手帳に書いて夢を顕在化させて現在との差を知る

目標を紙に書いたり口に出して、潜在意識化させる

あれもしたい、こうなりたい、お金いっぱい稼ぎたい、そんな思いは山ほどあるけど、頭の中から取り出して、目に見える形にすると、それが明確化する。そしてそれはゴールになる。ゴールが分かれば、現時点との差が生まれ、その差・ギャップを埋めることが日々の活動になる。手帳はゴールと現在のギャップを知って、行動を考え動くための視覚化ツールと言える。

そして、目標や夢を一回手帳に書いたからといって、叶う訳もなく、むしろ忘れ去られる。だから手帳に書いた目標や夢は、繰り返し読み返すことが大事。接触頻度を増やし、自分と手帳を一体化させる。合気道で再起動させる。目標や夢を自分の中に刷り込む。そうすることで、自然と日々の行動は、目標や夢に近づく行動を取るようになる。意識的にも無意識的にも。

自分の現状を客観的に眺めると、夢とはあまりにもかけ離れた未熟な自分が随所で浮き彫りにされると思いますが、

手帳は、夢と現在のギャップを埋めるツールであるから、夢だけでなく今現在の自分もちゃんと見つめて理解することが大切。過大評価や過小評価せず、そしてネガティブにならずにそのまま理解すればよい。EVISBEATS feat田我流さんの曲『ゆれる』の中で「今日が残りの人生の始めの1ページ」ってあるけど、過去のことは一旦置いておいて、今現在・今日の自分を理解してそこから再スタートすればいいんだと思った。

長期的にそして詳細に夢を書く

「究極の目標」が見えていなければ、年間目標は場当たり的な目標設定に陥り、努力の方向を間違える危険がある

例えば、「今年は●キロ痩せる!」とか「今年は収入を増やす!」とか、素晴らしい目標だけど、いったい何のためにそうしたいのか?長い目で見た究極の目標があって、そのための今年一年の目標にしたい。例えば15年後には、年収を3倍にして、住宅ローンを完済して、豊かな生活を送りたい!という目標・夢があったら、じゃあ10年後や5年後にはどうなっていないといけないか?そのためには3年後にはどうなっていないといけないか?長い目で見た究極の目標を見据えながら今年の目標を手帳に書いていく。

富士山の頂上がゴールとしたら、御殿場ルートや富士宮ルートなど色んなルートがあるし、日没までには8号目まで進んでおきたい、と途中のマイルストーンがあるはず。それを意識して今年の目標・今月の目標・今週の目標・そして、今日の目標を書いていきたい。究極の目標を見据えながら。富士山の頂上に向けて、一歩一歩積み重ねるように歩いていくように。

やりたいことや夢はなるべく詳細に書き出すことをすすめます。

例えば、書く夢は「外車に乗りたい!」では弱すぎる。外車って?BMV?ワーゲン?ポルシェ?メルセデス?型番は?色は?いったいどのメーカーのどんな型のどんな色の外車に乗りたいのか?旅行はどこにいつだれと行って何をして何を食べたいのか?その夢を具体的に詳細に手帳に書き出そう。そうすることで、その夢に関わる現象が自然と目に止まり、自分の行動に影響を与えて、夢が近づく。逆に詳細に夢を書けないときは、本当はその夢は夢じゃないかもしれない。叶えたいと思ってないのかもしれない。

この時の年表には「三十五歳までに会社を上場させる」という大きな目標を書いていました。

この「いつまでに」という時間軸が手帳術のミソかも知れない、と思った。目標や夢に期限を決めて、そのための逆算スケジュールを手帳にサポートしてもらう感じ。逆に期限が無ければ、今日や今年の行動に落とせないし、その目標はいつまで経っても達成しない。「いつかそうなりたい」は、いつになるかわからない。というか、なれない。時間軸で目標を決めることで、例えば1年後に●キロ痩せる!という目標があれば、1年後が無理だったとしても、1年と3ヶ月後には達成できてるかも知れない。時間は有限であり、死に近づくから、1日も無駄にできないはず。

手帳に書いた夢を実現させるための時間術

寝ている八時間と、働いている八時間を除いた、残りの八時間の使い方が、その人の「差」になる

これはよく言われる「時間は平等」という話。金持ちも貧乏も賢い人もそうでない人も、どんな人でも同じ24時間であるけど、差が生まれるのは、どんな時間の使い方をしているか?体調を保つ為には、まとまった睡眠時間を削れないし、ぼくみたいなサラリーマンにとっては本業を疎かにしたら収入に影響が出る。本業と睡眠以外の時間をうまく活用しないといけない。

ぼくの場合は、通勤の往復時間・約2.5時間と、帰宅後から寝るまでの時間・約2時間の4.5時間をどう使うかが重要になってくる。主に読書やブログ記事を書いている。熊谷さんの本を読んだり、このブログ記事だって通勤の電車の中でスマホで書いている。

正直、何回も挫折しそうになるし、してきた。自宅に帰ればお酒を飲みたくなるし、電車の中では気がつけばSNSサーフィンやYouTubeで時間を使ってしまっている。習慣にするまでが難しい。ある意味、この投資の時間(勝間和代さんの時間術の本では、投資の時間、と表現されていた)をハイに過ごせるようになってくると、習慣になってくる。習慣になれば、こっちのもので、やらないとムズムズしてくる感じ。この時にもやはり前述の「究極の目標」が効いてくる。究極の目標が芯にあればあるほど、投資の時間を有意義に過ごせるし、挫折しそうになっても軌道修正し戻ってこれる。

休息している間に、それまでずっと頭の中をグルグル回っていた考えが、ひとりでに好き勝手な回路を動き始めて衝突し合い、その衝突から思いがけない結合が生まれる

よくわかる!ちょっと難しい課題や、頭を悩ますようなことを寝る前にしっかり考えてから寝ると、翌朝には解決策やスムーズな作業に取り掛かれる。夜は疲れてて、朝は疲れが取れてスッキリしている、というバイアスはあるかも知れないけど、確かに脳が勝手に整理整頓を進めてくれたような感覚はある。一晩冷蔵庫で寝かせたカレーは、野菜の旨味がルーに浸透し、バランスの取れた調和を作るように。

ぼくなりの、まとめ

*手帳に夢を具体的に書こう。期限付きで。
*ぶれないための究極の目標も書こう。
*現状と夢のギャップを知ろう。そのギャップを埋めるための行動を取ろう。
*時間を上手く活用しよう。スキマ時間も特に。

  • この記事を書いた人

もち

転職4回・30代後半会社員・一児の父。 すき間の時間で副業ブログを更新中。 ビジネス書で得た知識や仕事術に関して発信しています。 最近は、習慣化とマーケティングについて勉強中。

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