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効率的な時間の使い方とは?勝間和代さんの『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』を読んで

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毎日会社と自宅の往復だけで平日が終わり、土日は疲れて何もせず過ごすか、家族サービスのみ。かといって現状に全く満足してる訳でもなく、「何かしないといけない」という焦燥感は常にある。時間がただただ過ぎていくだけの焦り。

本業をおろそかにせずに、効率的に時間を捻出して目標に向けて時間使いたいと思い、手に取ったのが、勝間和代さんの『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』。その紹介と感想をこの記事に残します。

この記事で得られるヒント
* 効率的に時間を作り出す方法
* 目標達成を助ける考え方

効率的に時間を使うために、まずは無駄な時間を見直す

時間管理とは、やることを減らすことと同義

効率的な時間の使い方の第一歩は確かに無駄な時間を減らすことから。1日24時間と決まった制限の中で、「時間がない」と嘆く前に無駄な時間が無いかを見直したい。ぼくの場合で思うのは、(みなさんも?)ダラダラとスマホを見る時間を削りたい。目的もなくTwitterやInstagramなどのSNSを片っ端からチェックしていき、気づいたら1時間も経ってることなんかはザラにある。

誰かが「お金を儲けたかったら、節約すれば良い。飲み会の5,000円を節約すれば、5,000円の利益が出たこととイコール」だと言ってた。この考えは時間にも当てはまる。節約や削減は、そのまま純利益のような時間になる

「本当に必要なことだけに絞り込むこと」、かつ「予定したことを期限までに絞り込むこと」を習慣化することで、時間管理はずいぶん楽になります。

効率的に時間を使えていない時、自分の時間を他の誰かに捧げていないか?、を見直したい。職場で認められるために、あれもこれも引き受けて、本当にやらないといけない大事なことは後回しになってしまう。みんなが帰ったあとに1人残業で仕事を進めることはよくある。これはなんでもかんでも自分で受け入れてやってしまうことが要因なので、意味の薄い仕事や自分がやらなくてよい仕事は断って、自分にしかできないことに集中してやるべき。選択と集中というやつか?集中する分、早く丁寧に取り掛かれて、質の高いアウトプットも出せる。

不要なことや優先順位の低いことに使う時間を減らしていけば、時間は自然と本当に必要なことだけに絞られていく。この意識が大事なのだと思う。

コントロール権を持たないまま、「いい人」であることで認められようとすると、どんどん雑用係になってしまいます。

無駄にいい人になると、周りに上手く時間を使われて自分の時間を周りに提供することになりかねない。その結果、本当に自分がやりたいことに時間を使えなくなってしまう。しかも、いい人になるもんだから、それなりに感謝されて気分も良くなって、良いことをしたような錯覚が生まれる。いい人として相手に尽くすことが、自分にとって本当に必要なことかどうか見極めながらいい人を演じたい。

誘いに応じるというのは、自分の時間を投資することです。

なるほど。誘いに応じる時間というのは自分の時間を投資する、と考えることもできるのか。誘いに乗るには、自分の時間を使わないといけないけど、それって本当に意味のある時間の使い方なのか?楽しくない会社の飲み会、ゴール設定のない薄いミーティング、一方的な営業電話。意味のない、もしくは薄い誘いは断りたい。もし、誘いに応じるのであれば、その時間で何かを得ようとする気持ちや、目的をもって取り組みたい。単純に「飲み会で言いたいことを言ってストレス発散したい」でも良い。誘いに応じる時間によって何を得るのか、何ができるのかを考えたい。

効率的な時間は、目標や夢があってこそ

まず必要なのは「なりたい姿=目標」を決めることです。目標を決めると、「目標」と「現状の自分」のギャップが見えてきます。

効率的に時間を使いたいと思うのは、何か目標や夢があるからであって、目標ややりたいことがなければ、効率的に時間を使いたいなんて思わない。時間管理と目標管理は切っても切り離せない関係と言える。それに活用できるツールはずばり手帳だということ。

手帳の使い方は、まずは現状把握。二つ目に目標設定。三つ目に現状と目標のギャップを把握すること。そして四つ目にそのギャップを埋める行動をすること。これは、GMOグループ創業者の熊谷正寿さんの書籍『一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法』でも書いてたこと。この本の書評記事「夢をかなえる手帳の書き方 ~GMO熊谷正寿さんの本を読んで~」はこちらから→

手帳はやはりただのスケジュール帳ではなく、目標達成を助ける大切な道具なんだと再確認できる。

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手帳に書くということは、その膨大な無意識の層の中に目標を埋め込みことになって、それに向かって自然と行動が導かれるようになります。

よく「目標を紙に書いて、机のところに見えるように貼って毎日目にすると目標が叶う」なんてことを昔から聞いたことがあるけど、見える化し目にするということで、無意識だったなんとなくの目標を意識できるようになって、日々の行動が目標に近づくような行動になっていく、という仕組みなのだと思う。

ぼくも今年の初めに、手帳に100個の目標を書こうと思って書き出して(結果的に30個くらいしか書けなかった。意外に100個も書けない)目にするようにしてて、その内3つは叶って、また別の3つは叶いつつある。6つも叶ったか、叶いつつあるし、自分の中の達成感や充実感も少しずつ満たされていくのを感じる。

初めは、子供騙しというか、小恥ずかしさというか、夢や目標を書くのは少し抵抗があったけど、その効果はじわじわと確実に効果があると思う。しかも夢を書くことにコストはほぼゼロ。手帳代くらいなものでしょう。ぜひおすすめです。

ちなみにぼくが使っている手帳は、plotter/プロッターのシステム手帳。革の経年劣化を楽しめるずっと触っていたくなる手帳。

効率的な時間になるように、改善を繰り返す

ベストな方法がない中、自分の長年の生活習慣を変えていく方法はただ一つ。「ベターな方法の積み重ね」です。

今よりも効率的に時間を使っていくためには、新しいやり方にチャレンジしないといけない。いろいろ試して、例えば10個試して1個残れば儲け物、という考えらしい。確かに、今の時間の使い方は、長年自分にとってやりやすい、または都合の良い時間の使い方をしてきて、それに凝り固まってしまってる部分がある。

朝起きたら、シャワーを浴びる人、コップ一杯の水を飲む人、お風呂上がりにはビールを飲むのが習慣になってる人や、甘いものを食べないと気が済まない人。その人なりの良い習慣や悪い習慣があるけど、1日24時間と限られた時間の中で、自分を変えていきたいなら、何かベターな方法をいろいろ試してみる。気を背負わずに、ダメで元々、10個試して1つ残ればラッキーくらいの感覚でやるのが良いんだなと。少しずつでも効率が上がっていくように。

人間はだれでも怠惰なものです。ですから、手間のかからない方法でないと決して続きません。

何か現状を変えようとして始めてみるけど、負荷がかかって結局続けられない。そんなことは良くある。ぼくも数えきれないほどあります。このブログだって一番最初に始めたときには「定期的に更新する!」と意気込んだものの、放置が何年続いたか。。それは継続する仕組みがなかったからだと気づいた。

ブログでもダイエットでも運動でも勉強でも、継続が大切なのは言うまでもなく、継続に必要なのは習慣だと思った。例えば、ご飯を食べたら歯を磨くけど、「歯磨きしよう」というよりは、食後の動作として習慣化している。これを真似て、例えば、電車の中では勉強中の本を読むとか、お風呂に入る前に近所を5分走るとか、何かの行動の前や後にセットにすれば習慣しやすい。そして負荷がかからない方がよい。30分走るより5分で良しとして、自分の調子で10分に延長してもよいし、5分さえ厳しければ、外に出て軽く歩くだけでもOKにしてしまおう。継続のハードルは低い方が習慣になりやすい。大切なのは「自分は継続できている」という自覚を持つこと。

週の終わりには一週間の行動を振り返って、投資した時間と、それに対応する効果についてレビューします。

効率的か効率的でないかを振り返らないと、改善を実感できないけど、この振り返りがぼくもできていない。勉強や努力はしてるつもりだけど、やったらやりっぱなしになることが多い。たとえば勉強した時間やその成果、または課題などを振り返り改善しないといけない。今週はいったい何時間取り組んで、どんな効果や経験を積めたのか?それは効率的と言えるか?今週の取組みを踏まえて、次はどうすべきか?手帳にそれらを記録して、いわゆるPDCAサイクルを回していきたい。定量化して記録して振り返る。これを繰り返すことでモチベーションを維持し習慣化することが大切なんだなと。

効率的な時間の最低条件は健康と体力

時間をつくるにも体力は基本です。(省略)さべては体力が土台になるからです。

効率的な時間の使い方や、仕事においても、まずは健康で体力がないとやってやれない。たまに睡眠時間を削ってまで、時間を確保して努力したりする人がいるけど、睡眠不足のままで良いパフォーマンスの仕事ができるはずもない。けして効率的とは言えない。だから「睡眠も仕事のうち」と捉えて、心身の健康と体力維持はおろそかにしてはいけないと思った。ぼくの場合は、7時間睡眠と適度な運動を心がけている。エレベーターやエスカレーターではなく、あえて階段を使ったりするのはおすすめ。単純な「移動」ではなく、「移動+運動」にしてしまう。ついでの運動、という感じ。

生活習慣の改善の中で、私がどこまでもしつこく勧めたいのは、依存性があるものからの脱却です。

非効率だと思いながらついやってしまう。ぼくもそう。気がついたらスマホを無意味に無目的にチェックしてるし、面白いのか面白くないのかよくわからないテレビ番組をなんとなくぼーっと見てしまう。まさに無駄な時間。またタバコは吸わないけど、休みの日の昼間からお酒を飲んだりしてしまう。どれも依存性がある悪い癖で、この時間を勉強や、やるべきことに充てることができたら、何千時間、何万時間になっていると思うし、それだけ取り組めたらその道の第一人者になれるのでは?と思うほど。

ぼくなりのまとめ >>

*やらないことを決める。無意味な時間を過ごさない。
*良い人をやめる。誘いに乗らない。
*手帳に目標と現状を書く。ギャップを知る。
*健康や体力が生きるベースにあることを理解する。

  • この記事を書いた人

もち

転職4回・30代後半会社員・一児の父。 すき間の時間で副業ブログを更新中。 ビジネス書で得た知識や仕事術に関して発信しています。 最近は、習慣化とマーケティングについて勉強中。

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