マーケティング 仕事術

顧客にとっての2種類の価値【マーケティング】

マーケティングとは売ることであり、売ることは価値を提供すること。
でも価値っていったい何か?今日はその価値を考えたい。

価値にも種類があり、大きく2つの種類に分けられる。

それは、機能的価値情緒的価値

2種類の価値:機能的価値と情緒的価値

機能的価値は安い・早い・美味い・軽い・正確・便利・暖かい・時短になる、など文字通り機能的な側面からみてプラスな要素
計測して数値に置き換えられるような価値。

もう一つ、情緒的価値は、かっこいい・可愛い・優越感・楽しい・おもしろい・ご褒美・思い出・記念日など、機能的ではない気持ちの面でのプラスな要素。数値では測れないし各個人それぞれの価値観に左右される価値。

価値は人それぞれ違う

価値には2種類ありますが、価値観は人それぞれ異なります。

単純に、車を欲しい人に、車を販売したい!と思っても、車を欲しいという人が必要とする価値は様々です。
その様々な価値を考えるヒントになるのが、機能的価値と情緒的価値。

たとえば、車の価値の場合

たとえば車を販売したいけど、どんな人にどんな車を販売するのがよいか。
車を欲しいと思ってる人にはいろんな価値観があります。

機能的価値の場合
・燃費重視・・・とにかく日々のガソリン代を安くしたい。リッター15kmは必須!とか
・安さ重視・・・初期費用を安く抑えたい。なんなら中古車でよい。車は単なる足の一つ
・広さ重視・・・子ども3人の5人家族。しかも子どもも大きくなり、ゆとりのあるミニバン希望、とか
・車高重視・・・マンションの立体駐車場に止めるには高さ155cm以下でないといけない、とか
・リセールバリュー・・・数年乗ったあとに高く下取りに出したいから、人気が落ちない車種がいい、とか
情緒的価値の場合
・見た目重視・・・移動手段というよりはファションアイテムの一つ。自分の好みの形・色にこだわって決めたい、とか
・高級車指向・・・立場的に高級車に乗っていたい。一つのアイコンとして、高級ブランドを身につけたい。腕時計と同じ。とか

こんな感じで、何かを売りたい!と考えたときにそれを買う人の価値を、機能的価値と情緒的価値の2種類の側面から考えてみよう。

Point >>
買う側の価値を、機能的価値と情緒的価値に分けて考える。

  • この記事を書いた人

もち

転職4回・30代後半会社員・一児の父。 すき間の時間で副業ブログを更新中。 ビジネス書で得た知識や仕事術に関して発信しています。 最近は、習慣化とマーケティングについて勉強中。

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